レタスを1玉買ってきたけれど、一人暮らしでは一度に食べきれない。
食べる分だけサラダにして残りは次に・・・ と思って冷蔵庫に保管して翌日みてみると 切り口が赤く変色している、なんてことないですか?
食べても大丈夫なのか?でも、見栄えが悪いし食べたくない?
変色の原因と、変色させない方法を簡単に見ていきましょう。
レタスが変色する理由
変色の原因はポリフェノールです。
レタスに含まれるポリフェノールが切り口から空気に触れて酸化して赤くなります。
特に金属性の包丁で切ると、鉄分とポリフェノールが反応して変色が促進されるそうです。
ですので、このポリフェノールの酸化を防げば変色せずにすみそうです。
ポリフェノール
ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。
引用:健康長寿ネット
食べても大丈夫?
変色しているだけなら食べても問題なさそうですが、見栄えが良くないので気になる方は変色させず食卓へ出せる方がいいですよね。
切り口の酸化を防ぐ簡単な方法
最近話題の温水50℃洗いという洗い方がお勧めです。
レタスを洗う時に、ボールに50℃くらいのお湯に約30秒~1分つけてから冷水で冷やす方法です。 ※50℃はお風呂の温度より少し熱いくらいで、手を付けれるが長い間はつけてられないくらいの温度です。
温水50℃洗いのメリット
温水で洗うことで、レタスに水分が再吸収されやすくなり、シャキっとした食感になります。
しかも、水溶性のポリフェノールが洗い流されることでレタス特有のにがみも抑えられて食べやすくなり、問題の変色も抑えられます。
温水50℃洗いの注意点
温水の温度が50℃であることがとても重要です。
45℃以下のぬるま湯で洗い長時間置くと雑菌が繁殖しやすくなりますので、50℃で洗った後は急速に冷やして保存しましょう。
もうお分かりだとは思いますが、60℃以上のお湯では、熱く感じ過ぎて洗えませんし、レタスが茹であがってしまい益々傷みやすくなるので注意してください。
その他の簡単な方法
切り口の酸化を防げれば、変色を抑えられます。
切り口から出る色の変わる物質ポリフェノールを空気に触れさせない、又は取り除いてしまいましょう。
できるだけ手でちぎり、包丁で切るときは繊維にそって切れば、細胞を壊しにくく、赤みも出にくくなります 。
まとめ
50℃洗いに特化したサイトでは、保管や食感の事について書かれているのはたくさんありますが、赤く変色するのを防げるという一番のメリットについて書かれているページがあまりなかったので書かせていただきました。
ちなみに私が一番たくさんレタスを食べられる切り方は千切りだと思っています。 皆さんも美味しく召し上がってください。
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